天地に満つ。
天は頭頂から胸に入り身魂に溶けいる。
地は会陰を通り胸に入り身魂に溶けいる。
茫漠とした意識の広がりの中で、
肉体の目を閉じ、心の目を閉じ、自らの内に耳を傾ける。
魂はあなたが、これまで辿った旅を歌にして奏でてくる。
それは、聖なる者よ・・・・・と、私の辿った旅を歌っている。
しかし、魂が奏でる歌は、ただただ、過ぎ去っていくばかり。
音なき音を道しるべとして、心の深奥へ深奥へと耳を傾け、休むことなく分け入って行く。
途中、冷気のような冷たさに凍え、暖かな風に安らぐが、
最愛の方はそこにはいない。
さらに耳を傾け、深奥へと入ったときに。
足元から、どこまでも広がる草原が私を囲む。
帰るのも自由、進むのも自由と分かった時、
その時、その場所で、
「我が内なる神よ」と悲しみとともに、こぼれ出る。
あなたはどこにいるのか?と、その草原に木霊する。
例えようもない敗北とともに、
やがて、
太陽は内から昇りだす。
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